ローリー・マキロイは2017年度のPGAゴルフツアーの飛距離ランキングにおいて
No.1に輝いているが、決してツアーの中では大柄な方ではなく、
ヘッドスピードの割には非常に高い飛距離を叩き出している。
新しいドライバーとの相性も良く、10ヤードの飛距離アップに成功した。
2018年は世界ランキングの巻き返しにも期待したい。
ローリーマキロイの使用ドライバー↓
名前 ローリー・マキロイ
出身 アイルランド
身長 178cm
体重 73kg
世界ランキング 6位
賞金ランキング 39位 $2,430,182
飛距離ランキング 1位 317.2Y
■飛距離と打撃の条件
2017年シーズンは前年から飛距離が10ヤードもアップしている。
ドライバーで飛ばす為に必要なスイングスピードやボールスピードはもちろん速いが、さらに最適な弾道で飛ばす事ができるようになった事が解る。
2017年データ
2016年データ
■ヘッドスピード
ローリーマキロイはヘッドスピードは53.35m/sと
PGAツアーの中でも早い方であるが、ヘッドスピードに比べて
非常に高い飛距離になっており、効率の良い条件で飛ばしている。
2016年と比べるとヘッドスピードの変化はないが、
平均飛距離は10ヤードも伸びている。
■ミート率
ヘッドスピードの割にボールスピードが高いデータになっている事から、
2016年と変わらずPGAゴルフツアーの中でもミート率が高く
効率的にゴルフクラブにパワーを伝えてる事ができている。
■弾道データ
PGAゴルフツアー選手の中でもスピン量は2300rpmと低スピンになっており、
打出しアングル12.5度という高打ち出しで飛ばすには効率の良い条件になっている。
2017年に飛距離アップした一番の大きな要素であり、
2016年からやや低スピンになり打出しアングルに関しては
2.5度以上も高くなっている。
ドライバーを変更した事による影響かもしれない。
■フェアウェイキープ率
平均キープ率が55%と2016年のデータから比べると低下しているが、
飛距離の割には高いキープ率を維持しており、
ドライバーショットは得意なタイプだとデータから解る。
■飛距離とスコア
PGAゴルフツアーの中でも平均スコアが70以下と
ツアーの中でも非常に高いレベルのゴルフをしている。
飛距離が伸びるとスコアが良くなる傾向があるが、
飛距離をアドバンテージにして良いスコアを出せているのも特徴的だ。
■ゴルフスイング
ローリーマキロイは左を向きながらプッシュアウト気味に打撃する
独特のスイングであり、ジャスティントーマスと同じようにジャンプアップして
反動でヘッドスピードを上げるスイングで高ヘッドスピードを生み出している。
■クラブセッティング(ドライバー)
ローリー・マキロイの圧倒的な飛距離と高効率な弾道条件を
生み出しているのはテーラーメイド社製のM3ドライバーである。
2017年度はこちらのドライバーを使用した事もあり、
低スピンに加えて、打出しアングルは2.5°以上も上がり
前年と比べると10ヤード以上も向上している。
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