ブログ内容
・プロフィール
・ストロークゲインド
・ドライバー飛距離と精度
・ドライバー打撃条件
・アイアンショットの精度
・パッティングの精度
・最新クラブセッティング
アダム・スコット
(Adam Scott)
出身 オーストラリア
身長 182cm
体重 82kg
世界ランキング14位
賞金ランキング109位
$,322,829
マスクの在庫あり↓
■ストローク・ゲインド
ショットの得意・不得意を
PGAツアーの平均と比較したもの。
ストロークゲインドのデータ
上向きグラフが得意なショット
下向きグラフは苦手なショット↓
Total…全ショットの合計
Driver…Par3以外のティーショット
Approach…30Y以上のショット
Around…30Y以内のアプローチショット
Putter…グリーン上のショット
トータルスコアは+1.0とPGAツアーの平均を上回っている。
ドライバーからグリーン周りまでのショットで平均以上であり、ショットメーカーとして安定したスコアになっている。
唯一、パッティングのスコアのみ低くなっており、優勝からはしばらく遠ざかっている大きな要因である。
2016年からアンカーリングが禁止になり、ロングパターから変えざるを得なくなった事が響いている。
■ドライバー飛距離と精度
2019年のドライバーのデータ↓
平均飛距離は305.0Y(25位)と300ヤードを超えており、PGAツアーの中でも上位に位置する。
データとしては8.8°(低打ち出し)で2850回転(高スピン)の飛距離をロスする打撃条件なので、まだ飛距離アップは改善は見込める。
【飛距離と精度】
横軸…平均飛距離(305.0Y)
縦軸…フェアウェイキープ(61%)
右上にプロットされている方が
飛んで曲がらないドライバー↓
アダムスコットの得意としているドライバーショットの飛距離とフェアウェイキープ率を見てみると、PGAツアーの中でも「飛んで曲がらない」ショットになっているのがよく分かる。
300ヤードを超えて曲げないドライバーを武器に戦える事は、PGAツアーでも大きなアドバンテージになる。
【スイング速度】
横軸…ヘッドスピード 53m/s
縦軸…ボールスピード 80m/s
右上にプロットされている方が、
スピード速く飛びやすい条件↓
ヘッドスピードとボールスピードの両方でPGAツアーの中でもトップ10に入る能力を持っている。
大柄な体格を活かした美しいスイングは、爆発的なスピードを生むための効率の良いスイングになっている。
【打撃条件】
横軸…スピン量:2850回転
縦軸…打ち出しアングル:9°
左上にプロットされている方が、
高打ち出し×低スピンの弾道↓
PGAツアーの中では低打ち出し×高スピンの条件になっており、弾道改善によさらなるの飛距離アップの可能性がある。
飛距離よりも安定感を維持する為に、わざと高スピンで打撃している可能性もある。
飛距離よりも正確性に長けたアダムスコットのドライバーはタイトリストTS4を使用している。
■アイアンショットの精度
平均パーオン率:69.89%
200Y以上からのオン率:39.56%
175-200Yまでのオン率:60.34%
150-175Yまでのオン率:66.79%
125-150Yまでのオン率:57.14%
100-125Yまでのオン率:100%
100Yまでのオン率:86.54%
距離別のショットとグリーンオン率
数値が高い方がグリーンを捉える↓
平均ショットのグリーンオン率は、69%とPGAツアーの平均値よりも高い。
不得意な距離はなくどの位置からも高いレベルでのグリーンヒットする事ができる。
125ヤードまでの距離は85%以上と脅威的な確率であり、ウェッジショットは
かなり得意としている。
ショットの精度:ピンまで近づいた距離平均
200Y以上のショット精度:
175-200Yのショット精度:
150-175Yのショット精度:
125-150Yのショット精度:
100-125Yのショット精度:
100Yのショット精度:
距離ごとのピンまで近づいた距離
数値が低い方が良いデータ↓
ショットの精度(ピンまでの残り距離)に関しても平均的に高いレベルでの数値になっているが、こちらのデータからもウェッジショットの凄さは一目瞭然だ。
125ヤード以下は平均的に5Yに寄せる事ができる為、苦手なパッティングと噛み合う事ができれば2018年の勝利も見えてくるだろう。
ショットメーカーのアダムスコットを支えるウェッジはタイトリストSM8である。
■パッティングの精度
距離ごとカップイン率
数値が高い方が良いデータ↓
カップイン率は平均より低いレベルにあり、ショットの中でもパッティングは苦手にしている。
特に4.5m以上の中距離のパッティングの成功率は平均の半分程度だ。
アンカリングが禁止されてから2年になるが、そろそろ新しいパターにも慣れてくる事だろう。
パッティングさえ噛み合えば、得意のショットでもっと楽にゴルフができるだろう。
■クラブセッティング(2020年)
ドライバー
タイトリストTS4
(ロフト9.5度)
シャフト:グラファイトデザイン
(ツアーAD DI-8X)
3ウッド
タイトリストTS2
(ロフト16.5度)
シャフト:フジクラランバックス
(P95)
アイアン
タイトリスト718T-MB
(3番)
タイトリスト680フォージド
(4番-9番)
シャフト:プロジェクトX
(KSB-Tour130X)
ウェッジ
タイトリスト ボーケイ SM8
(48度・52度・56度・60度)
シャフト:ダイナミックゴールド
(X-100)
パター
スコッティキャメロン
Xペリメンタル
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