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パイソン2017

【最新】ブルックスケプカのクラブセッティングとショットデータ(2020年)

更新日:2020年5月6日


 

ブログ内容

(1月11日更新)


・プロフィール

・ストロークゲインド

・ドライバー飛距離と精度

・ドライバー打撃条件

・アイアンショットの精度

・パッティングの精度

・最新クラブセッティング

 

(GolfWeek出典)

ブルックスケプカ

(Brooks Koepka)

出身 USA

身長 183cm

体重 84kg

世界ランキング3位

賞金ランキング210位 

$57,139



コロナ対策してゴルフしよう↓


2019年には全米プロを2連覇し、WGCも1勝するなど安定したゴルフで世界ランク1位に登りつめた。


豪快な飛距離を持ちながらもステディーなゴルフをするタイプなので、スコアメイクが非常にうまい。

特にミスが少なく、ボギーを叩く確率が非常に少ないので常に上位を狙う事ができる。

しかし、今シーズンは予選落ちが続き世界ランキングも3位にまで落ちてしまっている。

新しく変えたドライバーとパターに慣れるのに時間がかかっているのだろう。

シーズン中盤以降にかけて調子をあげていくタイプなので、後半戦以降には期待したい。



クラブセッティング

今シーズンはドライバーとパターを新しいものに変更している。


ドライバーに関しては、テーラーメイドのMシリーズからキャラウェイのマーベリック(サブゼロ)に変えたのは大きな決断だろう。

少しつかまりにくい設計になっており、初心者には難しいヘッドにはなっているが、左のミスが減りやすくなるのが特徴的だ。

フェード気味に打っているケプカにとっては、大怪我だけは避けたかったのだろう。

実際につまえて打つ事ができれば低スピンで強弾道になる為、飛距離もMシリーズと遜色ないだろう。


ケプカの使用ドライバー↓

シャフトに関しては、新しいモデルである三菱テンセイAVホワイトを導入している。

手元調子であり、TXというフレックスでは普通の人が打てば背中が痛くなりそうなくらいのハードスペックだ。

趣味が筋トレな彼にとっては、これぐらいのスペックでも難なく振りこなせるのだろう。

パターに関しては、スコッティキャメロンのニューポート2の新しいモデルを使用している。


長年愛用してきたのは、トレリウム10というインサートにトレリウム素材が入っている柔らかくソリッドな打感を持ったツアープロに人気のシリーズだ。


彼が使用する後継モデルはトレリウム22(ニューポート2)となっており、バイブレーションダンピングシステムという構造でさらなるソフトな打感と心地よい打音に進化している。


ケプカの使用パター↓



■ショットデータ


メジャー4勝と大きな大会を得意としているケプカは、世界ランキング1位まで登りつめた。

2019年はグリーンオン率が大きく向上し、ショットの安定感がさらに増した事が影響している。

クラブセッティングに大きな変更はないが、1Wをオートマチックに打てるM3→M5に変えている。

飛距離やパットの安定感も高く、現時点では完璧なゴルファーと言っても過言ではない。

■ストローク・ゲインド

ショットの得意・不得意を

PGAツアーの平均と比較したもの。

下グラフはストロークゲインド

上向きグラフが得意なショット

下向きグラフは苦手なショット↓

Total…全ショットの合計

Driver…Par3以外のティーショット

Approach…30Y以上のショット

Around…30Y以内のアプローチショット

Putter…グリーン上のショット

トータルスコアは+0.5とPGAツアーの平均よりも上回っており、データとしては悪くない。

ドライバーショットとグリーン周りのデータが良く、得意としているのがわかる。

逆に苦手なのはアプローチショット(アイアン)で、全体としては足を引っ張っている。

グリーン周りのショットでパーを拾いながらも、チャンスがあれば攻めていくスタイルがデータから見えてくる。

■ドライバー飛距離と精度

・飛距離ランキング

下表は2018年のドライバーのデータ↓

(ブルックスケプカ選手)

平均飛距離は309.8Y(11位)とPGAツアーの中でも屈指の飛ばし屋である。

ボールのスピードが平均80m/sを超えているのは、ツアーの中でも一握りしかいない。

■ドライバー打撃条件

【飛距離と精度】

横軸…平均飛距離(309.8Y)

縦軸…フェアウェイキープ(57%)

右上にプロットされている方が

飛んで曲がらないドライバー↓

飛距離と正確性をグラフ化すると、309ヤードという飛距離の中ではフェアウェイキープ率が58%と平均的な所に位置する。

理想を言うと60%を超えて欲しい所だが、大きなミスが少ないドライバーは彼の長所でもある。

ケプカのドライバーは十分に合格点を超えており、2打目以降のショットが鍵になるだろう。

【スイングスピード】

横軸…ヘッドスピード 54m/s

縦軸…ボールスピード 80m/s

右上にプロットされている方が、

打撃スピードが早く飛びやすい条件↓

ヘッドスピード54m/sはPGAツアーでもTop5に位置する。

ボールスピードも80m/s超えており、飛ばし屋達に中でも特に抜けた存在である。

大柄な身体を活かして、圧倒的な飛距離を実現している。

【打撃条件】

横軸…スピン量:2675回転

縦軸…打ち出しアングル:10.5°

左上にプロットされている方が、

高打ち出し×低スピンの高飛距離弾道↓

スピン量と打ち出しアングルの関係は、PGAツアーの中でも中央にプロットされる。

平均的な打撃条件で打ち出す事により、飛距離と安定性のバランスが取れた弾道になっている。

さらに飛距離を求めるとすれば、低スピン×高打ち出しにする事での弾道改善の余地はある。


■アイアンショットの精度

ピンまで寄った平均距離

200Y以上のショット精度:16.1Y

175-200Yのショット精度:12.6Y

150-175Yのショット精度:9.3Y

125-150Yのショット精度:7.3Y

100-125Yのショット精度:6.0Y

100Yのショット精度:6.6Y

ピンまで近づいた平均距離

数値が低い方が良いデータ↓

ショットの精度に関しては、PGAツアー平均レベルのデータになっている。

特に125ヤードから175ヤードまでのミドルアイアンを得意としているのが一目でわかる。

一方で100ヤード以内の精度がかなり悪く、ピンまで残る平均距離は150ヤードのデータと変わらない。

アドバンテージである飛距離をスコアに活かす為には、100ヤード以内のショートアイアンの精度が鍵になってくる。

■パッティングの精度

平均パッティング:1.79

6M以上からカップイン:3.6%

4.5〜6Mのカップイン:13.7%

3〜4.5Mのカップイン:36.0%

3M以下のカップイン:95.6%

距離別のカップイン率↓

カップインの確率はPGAツアー平均よりも少し上回る。

得に苦手とする距離もなく、全体的に良いデータになっている。

■クラブセッティング(2020年)

ドライバー

キャラウェイ・マーベリックサブゼロ

(10.5度)

シャフト: 三菱テンセイCKホワイト

(75-TX)


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3ウッド

テーラーメイドM2ツアー

(ロフト16.5度)

シャフト:三菱ケミカル・ディアマナ

( D+80 TX)


アイアン

テーラーメイドP790

(3番)


ミズノJPX900ツアー

シャフト:ダイナミックゴールド

(X100TI)


ウェッジ

タイトリスト ボーケイ SM8-F/S

(52度 ,56度)

タイトリスト ボーケイ SM4-M

(60度)

シャフト:ダイナミックゴールド

(S100TI)


パター

スコッティキャメロンT22

ニューポート2


ボール

タイトリスト

プロV1-x


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