ブログ内容
・プロフィール
・ストロークゲインド
・ドライバー飛距離と精度
・ドライバー打撃条件
・アイアンショットの精度
・パッティングの精度
・最新クラブセッティング
パトリック・キャントレー
(Patrick Cantlay)
出身 アメリカ
身長 183cm
体重 86kg
世界ランキング7位
賞金ランキング27位
$1,476,955
キャントレーのドライバー↓
■ショットデータ
一時期は怪我の影響で成績が出なかったが、今年は復調し好成績をあげている。
元全米アマ王者でもあり、ようやく実力を発揮してきた遅咲きの天才タイプである。
特にパッティング力とスクランブル率が高く、グリーン周りでのミスが少ない。
また、2018年と比べても大幅に飛距離が向上した事がグラフからも分かるだろう。
クラブセッティングの変更もなく、使い慣れているものを使い続けている。
トップ10でのフィニッシュが9回もあり、スコアメークの安定感が出てきた。
20年シーズンは世界ランキング上位も見えてくる非常に有望な選手だ。
■平均スコア
2019年度 69.30 (2位)
↑
2018年度 69.87 (17位)
上のグラフは平均スコアと世界ランキングをプロットしたものである。
スコアが良いプレーヤの方が世界ランキングは高いのは当然の事だろう。
2019年シーズンは平均スコアが2位となっており、
世界ランキングトップのブルックスケプカさえも上回る。
ここまでのハイスコアでまわれるようになったのは、
パッティング力が大きく関わっているだろう。
スコアアップしたいアマチュアゴルファーの皆さんも、
パットの上達こそが近道だという事を解ってもらえたのではないだろうか。
■バーディー率
バーディー数(ラウンド)
2019年度 4.4(4位)
↑
2018年度 3.83(39位)
上のグラフは2019年のバーディー数とスコアをプロットしたものだ。
バーディー数が多いプレーヤーが、平均のスコアが低くなっているのがわかる。
バーディーを取らないとPGAツアーは勝てないのだ。
キャントレーは1ラウンドあたり平均で4.4回もバーディーを奪っている。
強引に攻めていくというよりは、無理をせずメリハリをつけて
バーディーを狙いにいくのが彼のゴルフスタイルだ。
■ドライバー飛距離
飛距離ランキング
2019年度 304.7Y(21位)
↑
2018年度 303.1Y(38位)
グラフはPGAツアーのドライバー飛距離とフェアウェイキープ率をプロットしたものだ。
キャントレーのドライバー飛距離はツアーの中でも上位に位置する。
しかし、フェアウェイキープ率がそんなに高くない為、ハマらない時はスコアにもムラがある。
世界のトップ5に入る為には、ドライバーの精度が課題となってくるだろう。
■スクランブル率
スクランブル率
2019年度 66%(3位)
↑
2018年度 57%(109位)
2019年シーズンが好調だった一番の要因は、スクランブル率(寄せワン)の向上である。
昨年は66%(3位)となっており、PGAツアーの中でトップに近い。
上表のスコアとスクランブル率を見てもわかるように、
グリーンを外してもボギーを叩かないかがスコアメイクの鍵になってくるだろう。
攻めてバーディーを取りに行くキャントレーのゴルフスタイルの裏には
ボギーを叩かないゴルフもできるという事がデータからみてとれる。
■クラブセッティング(2020年)
ドライバー
タイトリストTS3
(ロフト10.5度)
シャフト:三菱ディアマナ
(ブルー73X)
3ウッド
タイトリスト 915F
(ロフト15度)
シャフト:三菱ディアマナS
(70TX)
ユーティリティ
タイトリスト 816H2
(ロフト21度)
シャフト:フジクラスピーダー
(エボリューション95X)
アイアン
タイトリスト718AP2
(4-PW)
シャフト:トルーテンパーXP115
(S300)
ウェッジ
タイトリストSM6・SM7
(54度・56度・61度)
シャフト:ダイナミックゴールド
(S300)
パター
スコッティキャメロンGSS
(プロトタイプ)
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